こんにちは!NANJOです!
今日はちょっとゆるっとしたテーマでお届けします。映像やってるとね、必要な機材って山ほど出てくるじゃないですか。でも「高っ!」って思うことも多いし、「いや、これにお金かけるのは今じゃないな…」みたいなこと、めちゃくちゃあると思うんですよ。
そんな時、僕がたどり着いたのはシンプルな答え。
「ないなら作ればいいじゃん。」
…ってやつです(笑)。
もちろん正規品の安心感はあるけど、現場で“とりあえずこれでいいじゃん”ってなるものもあって。今日はそんな、僕らがこれまで作ってきたDIYアイテムたちを紹介していきます。映像やってる人も、これから始める人も「こんなんでもアリなんだ!」って思ってもらえたら嬉しいです。
まずは…カチンコ

はい、いきなり超定番のアイテム。撮影といえばコレ!って感じの「カチンコ」です。
市販のやつもあるんですけど、使いづらかったり「ここ、こうしてほしいのにな~」って思うことがあったんですよね。
なので僕らは、ダイソーで木の棒と板、あとはホワイトシートを買ってきて貼り付け。2つ作りました。



ペンが落ちないようにマジックテープで固定できるようにしてあるんで、現場で「あれ、マーカーどこいった?」ってならないのが地味に便利です。
見た目はまぁそこそこなんだけど、使い勝手は結構いいんですよ。
フラッグ(塩ビ管DIY)



次は「フラッグ」。
これも持っておくと便利なんですよね~。でも買うとやっぱりお値段が…。なので、ホームセンターで塩ビ管を買って、90×90サイズで組んでみました。



ぶっちゃけ「もうちょっと小さくても良かったかな…?」って思ったりもしてるんですけど(笑)、でもセンチュリーグリップにしっかりハマるサイズ感なので結果オーライかなと
シートは梨地を使って切って、アロンアルフアで貼って完成。いやもうほんと、アロンアルフア最強。これさえあれば何とかなる説あります。
フロッピー






フロッピーも作ってほんとよかったアイテムのひとつ。
カポックって持ち運ぶときめっちゃかさばるじゃないですか?「もっとスリムにできんのか…?」ってずっと思ってたんですよ。それでたまたまフロッピーっていうものを知って、「これ、自作できるんじゃ?」とチャレンジ。






作り方はシンプルで、布を切ってマジックテープで止めてるだけ。ホントはちゃんとミシンで縫いたかったんですけど、ミシンがなかったので布用ボンド&お得意のアロンアルフアで仕上げてます(笑)
これ、めちゃ便利で。持ち運びがラクだし、現場で布張る時間が大幅短縮されます。
カポック



王道の「カポック」も、作りました。
ホームセンターで90×180×30サイズのホワイトを買ってきて、和紙をボンドで貼って、最後に白ホリペンキやクロマットのペンキを塗って仕上げ。見た目はもう、普通に売ってるやつと遜色ない感じになりました。



これもコストはかなり抑えられてます。僕らはスタジオ作るタイミングで一緒に作ったので、材料費もそこまでかかってません。DIYのこういうとこ、ほんとありがたい。
自作スタジオ






たまたまスペースがあって、「好きにしていいよ」ってOKされたので、「じゃあ作っちゃうか!」ってノリで始まりました(笑)
最初は白黒クロマキーだったんですけど、白ホリの範囲を広げたいなってことで、現在は拡張しています。









拡張前のDIY作業は大体2ヶ月くらいかかりました。骨組みから板張り、パテ塗りまで一気に進めて、その後はシーラーと白ホリ塗料を何度も重ね塗り。
正直、レンタルスタジオみたいな立派なやつじゃないけど、テスト撮影とかインタビューには全然使えてます。今でもたまに「あそこ直したいな~」ってポイントはあるんですけど、まぁそれもDIYの味ってことで(笑)
ちなみに最大の後悔は、パテを砂パテにしなかったことと、隙間テープを最初に貼らなかったこと…。途中で「あ、これやばいかも」って気づいたけどもう遅かった(笑)。まぁ使えてるので、また時間ができたときに直せばいっか、って感じです。
DIYのすすめ
DIYって、やってみると意外と楽しいんですよね。もちろん失敗もあるし、面倒くさい時もあります。でも、自分たちで作ったものが現場でちゃんと役立つと、もうその瞬間に「作ってよかったな~!」って思えるんですよ。
コストを抑えられるのもメリットだし、「こんなのも作れるんだ!」って新しい発見もあるので、まだDIYやったことない人も、ぜひ一回試してみてほしいです。
動画もぜひチェック!
今回話した内容は、YouTubeでも紹介してます!
▶️ 【DIY】買えないものは作ればいい 現場で使えるアイテム紹介
というわけで、今日はDIYアイテムの紹介でした!では!